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高層ビルの窓から見る中国社会

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仕事がら中国国内出張が多い。

北京・大連・南通・寧波・南昌へは月に一度は出張する生活だ。

毎回ホテルに宿泊する。

10年前とは違いホテルの設備と言い、まだまだその満足度には問題があるが、そのサービスも以前と比較してかなり向上はしたと言える。

このような段階に至るまでは何とか経済力で達成が出来るのであろう。

ずばり資金力がその駆動力となって実現することができるものであろう。

但し、10年以上前から変わらない風景がある。

それは中国の高層ビルから見える低層ビルの屋上の様子である。

ゴミが散乱しており、中には空調設備から水蒸気が漏れていることすら見ることができるのである。

地上からはおよそ見ることができない場所である。

地上から見えないが、環境への負荷、生活の安全などを考えると重要なファクターである。

これらの状況を変えるには、当然、資金力だけでは実現は出来ないであろう。

現在の資金力つまりは経済力に見合った社会的責任が必要と考える。

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