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私の世代では、結婚したばかりの時はもちろん賃貸アパートが一般的であった。
そして二人で苦楽を共にしながら、少しずつ経済的に余裕をもち、マンションないし一戸建を購入するのが、一般的でありかつ健全な考え方であったように思う。
ところがこちら中国ではどうであろうか?
こちらでは結婚するためには、まずは住まい(その多くはマンション)を購入するという。
どうやらこれが一般的な傾向のようだ。
さすがに一人っ子政策の下で誕生した世代でもあり、ご両親からの経済援助があるのであろう。
私などは、無理をして固定資産である住居を購入する必要性はまったくないと考えている。
特に現在の上海でのマンションの相場価格などは素人の私が見ても実に高額であり異常値である。
結婚する若いカップルには、気の毒なくらい高額である。
と同時に経済支援をするご両親にとっても少なからず負担になる金額であろうと思われる。
このような相場価格が未来永劫続くとは考えにくい。
伝統的な中国での結婚という行事にからむ習慣と現在のマンション相場価格との衝突である。
果たして今後3年~5年の間にどのようになるのか?