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前回8月10日にも同じ問題で書きましたが有効な給与体系とはと考える前に、まずこの給与体系だけで単独で機能できるものではないとの認識が必要ではないか思います。
日本本社での給与システムが有効に機能しにくいという状況の中で、どうしてゆけば良いのか?がこちら中国に進出されたそれぞれの企業様の悩みでもあると思います。統合的人事管理体系とは
第1には採用管理。
第2には給与管理。
第3には考課管理。
第4には育成管理。
第5には退職管理。
この5ステージから構成されていることを認識することから始ります。これはアメリカであろうが日本であろうが、こちら中国であろうが企業の人材マネジメント体系としてはほぼ同じです。
そこでそれぞれの会社様でこの5段階で、社内でどの管理システムが機能不全であるか?を冷静に自己分析することから始まるのではと思います。
いろいろと日本と中国とで異なる点が多いものですが、労働契約書などに代表されるフレームの違いではなく運用面で重視しなくてはいけない点としては、下記の数点があるように思います。
①勤続年数の概念の違い
②男女の格差の違い
③年齢基準の違い
④人材育成計画のあり方
これらのポイントは十分押さえておく必要があります。