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昨日富山でのセミナーが終了しました。
2005年1月に富山でジェトロ様主催のセミナーを実施して以来、ちょうど2年ぶりの富山でのセミナーでした。
関係者の方々にお礼申し上げます。
参加企業の皆様、誠にご清聴ありがとうございました。
また一緒に講師を担当しました杉山先生も、ご苦労様でした。
このブログでも何度も書いていますが、こちら中国での会社業績の差は人材の差とも言えます。
他社様も同じ中国国内での労働市場から人材を調達する訳ですから、採用段階での基本的条件は同じですが、どういったわけか時間の経過とともに企業業績に差が発生してしまいます。
何故か?という視点で昨日はセミナーを行いました。
人材マネジメントに関しては、決して真新しい理論があるものでは決してありません。
如何に納得性の高い制度を社内で持続してゆくか?です。
これはたとえ日本人管理者の方が人事異動で交代されてもです。
このあたりの仕組み作りが、まさに企業業績の差となってあらわれるのであろうと思います。
人材管理ないし人材マネジメントは、対成人病治療に似たところが多いようにも感じます。
決して自覚症状があるわけではありません。
年に数度の検査で初めて正常値から大きく逸脱していることに気が付く程度ですし、また少なくとも年一回の組織の健康診断すら実施できない、しない会社様が多いのも事実でしょう。
また、健康診断の結果、日常生活での改善策を指摘されても、なかなか習慣の変更を継続することができないところの成人病とも似ています。
症状が顕在化してからでは、手遅れの場合が多いものです。
良き習慣を企業誕生の時点からスタートさせること
あるいは、習慣の変更を実施するのであれば、かなりの程度の覚悟と決意が必要となるものです。
参加企業様の中国でのご発展を祈っております。