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5Sとは社内管理体制の指標です。

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簡単に思えてその実施そしてその徹底が難しいのが5Sです。

形だけの5S(実効性の薄いという意味です。)であれば導入はいとも簡単ですが、実際のむだ取りや効率化の実効性を得ようとしますと意外と時間がかかるものです。私ははやり導入段階でも最低は7ヶ月は必要と思います。理想的には1年計画が必要です。

どうしてこのような時間がかかるのか?その要因分析をしますと

①導入直後からいきなり理想的な状況が明日にでも出現するような期待感からか、プロセス的思考が少ない。

②導入計画そのものがない、ないし曖昧であるために進捗管理をするすべがない。

③僅かな予算ですが、5S徹底のための予算を取っていない。

④日本人管理者がキッチリと決定しなくてはいけないことを決定していない。

⑤活動実行メンバーが定まっていない。

⑥5sだけがスタンド・アローンの状態では、その脆弱性をカバーできない。

これらの要因が代表的なものです。

わずか1年たらずの時間で日系企業の素晴らしい管理手法を中国人スタッフの方と共有化できるのです。

この1年を長いとみるか?短いと見るかは見解の分かれるところでしょうが、若い中国人スタッフにとりましても、システム的に構築された5sは奥が深く、必ず理解を得ることが可能と思います。

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