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この会社様は大連と上海と広州にそれぞれ現地法人をお持ちである。
それぞれの地区に進出された時期は若干異なるが、各地の現地法人様も3年以上は経過されておられる。
過日この会社様の役員の方と話する機会に恵まれた。
本社の海外事業担当の役員の方である。
従来は日本からの技術移転を中心に展開して来たが、これからは現地での中国人スタッフの人材育成を本格的に実施してゆきたいとのことであった。
現場での基本的な管理技術が構築されたあとは、それを如何に継続してゆくか?が各社様ともご苦労が多いところであろう。
なかなかこの教育や社内研修の必要性や重要性を理解できても、いざ実施段階となると二の足を踏まれる会社様が多いのも事実である。
固定資産のようにコストをかけても、教育の効果が目に見えないというのがあるのであろう。
ただ、だからとって何もしないのでは、不安という気持ちも一方ではある。
基本ベースには中国人の方への人間観が確立していないことにはいけない。
20代の若い、しかも高学歴の方であればあるほど、社内研修などへの要望は強いはずである。
若い人であれば、日本人であれ中国の方であれ、自ら学びたいという基本的な欲求は変わらないと考えている。