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いくら有能な通訳の方であっても製造現場での設備や細かいパーツや消耗品等を正確な日本語や中国語で表現することは難しいものです。
一般的な総務的な業務(正確な表現では庶務的業務)であれば、そこそこ特別なトレーニングが必要でなく、通訳ができる場面も多いことと思います。
そこでせっかく社内におられる有能な通訳の方にご活躍して頂く上でも、また社内での部門間を越えた正確なコミュニケーションの実現のためにも組織図に沿ってその部門で日常的に業務上使われている言葉の日本語と中国語との対照一覧表を作成されることをお薦めします。
総務部・財務部・貿易部・営業部・生産部で使われている中国語を一斉にピック・アップします。
その上で通訳の方とその部門責任者との方での共同作業で一覧表を作成してゆきます。
このような活動をプロジェクト化して実施すれば、3ヶ月~4ヶ月でかなりまとまった対照一覧表が完成します。
そして、新設備の導入などがあった場合には、同じような作業を繰り返してゆきます。
最初はまったく中国語が分からなかった日本人管理者の方も、また日本語がまったく分からなかった中国人スタッフも少しずつこの一覧表に基づいて言葉をマスターしてゆくことができます。
この効果は絶大なものがあります。
是非一度お試し下さい。