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こちら中国での現地法人の設立業務を担当していたメンバーが日本に帰ることがある。
当然ご本人にしかわからない事項が多く、その引継業務が極めて重要だ。
非連続の連続になってはいけない。
たんなる引継書だけでは、もちろん不十分である。
では、どうすれば良いか?
最低限必要なステップとすれば下記の3ステップであろう。
第1ステップ:現在その方が担当している業務の徹底的な洗出し。
第2ステップ:引継つがれる方との2者共同作業で業務引継実施計画書の作成
第3ステップ:お客様や政府部門へのご挨拶
大きくはこの3ステップが必須であろう。
特に1枚のペーパーだけで業務引継書とするのはもっとも危険である。
バトンを渡した方はキチンと話をしたと主張し、バトンを受け取った方では「そんな話は聞いていない」となるのが通常だ。
これを避ける唯一の方法は業務引継実施計画書を、こと細かく両者で作成することであろう。