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非常に誤解を招きやすい表現だと考えます。
中国は世界=つまり人類の進歩と発展および平和に寄与する製造業の中心であるか?というと私はそうは思っていません。
より正確な表現を求めるのであれば、【世界の製造業の作業場】であるというものです。
製造業というからには、製品の設計および開発機能が不可欠であるというのは議論を待たないでしょう。
現在の中国におけるすべての製造業にとり世界に冠たる設計・開発機能があるのか?どうかです。
残念ながらその機能は存在していないのではないでしょうか?
その裏返しが、知的財産権をめぐる問題ともいえるのではないでしょうか?
但し、従来まではその国家的政策・コスト的優位性の上で、どこの地区より製造業にとり最適地であったことは間違いのないところでしょう。
製造業に特に秀でた能力を持つ我々日本人はこのあたりをジックリと冷静に分析する必要性を改めて感じます。