新着情報
過去の記事
我々日本人にとり5Sとは、平素の日常生活に根ざした日常概念だと言えるだろう。
中国に進出された日系企業様では、この前提に立って現地法人社内でこの5S活動の展開を試みるが。当然結果は思わしくない。
なぜか?
よくあるのが5Sのそれぞれの定義を社内に標語のように掲げそれで終わっているケースだ。日本人管理者のその気持ちは良く理解できるが、残念ながら実効性はまったくない。当然成果も出ないことになる。
では、どうすれば良いか?
ポイントは整理・整頓・清掃・清潔・躾のそれぞれの概念の【実施計画明細書】をこと細かく設けることであろう。一切の定性的表現を排除することとも言える。
このような社内教育を実施すると中国人スタッフの目が輝いてくることが良く分かる。
その納得する態度に逆にこちらが驚くくらいだ。
この5Sの社内での浸透度で、その会社様の力量が判断できると言えば言い過ぎだろうか?