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週に一度は上海市内の虹梅路の小南国の西側にある【湯河原温泉】に行くのを楽しみにしている。
ジョギングのあとこのサウナに行くのが最高の息抜きである。
このサウナの入場料は48元とそのサービス・衛生状況等を考えると安い。
最近は上海市内でも怪しげなサウナが多い中、ご家族でも一緒に楽しめる極めて健全派のスパーランドであろうと思う。
先日いつもの通り、この湯河原温泉に行った時のことである。
週に1回の楽しみであるサウナに入りゆっくりと最後の勘定をするため寛いでいた時のことである。
近くに座られた女性(最初は韓国の方かと思ったが・・・・)が一人でおられた。
しばらくすると、ご主人と思われる男性が奥様の靴を持って戻って来られた。
実はお二人とも上海人であった。
ご夫婦でこのサウナに来られ、ご主人が勘定を済ませている間に奥様である女性が座って待っていたという訳である。
わが身を振返って考えてみると、日本の銭湯(スパーランド等)に行き家内の下駄箱からその靴を家内のために取り出した記憶はない。
このご主人の優しさを感じると同時に、個人的には実体験のない異常性を感じた次第だ。
中国では、いやこちら上海では女性がどうやら大切にされているようだ。
その程度が尋常でないくらいと日本人の私には映るのである。
友人の分析によるとこちら上海では特にこのような傾向が強いと言う。
北京・広州などではいったいどうなのであろうか?
このことは、少なからず現地日系企業内において無形の影響力を与えているように思う。
特に女性社員の多い職場で、しかも男性社員が少数派で、その職位が高い場合には、特に注意を要すると思われる。