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弊社では現地法人様での組織能力診断を実施している。
なかなかチームワークでの業務が苦手な中国人の方である。
個人的には実力があっても、組織能力となるとまったく異なってくる。
野球の例では、三遊間のゴロや1塁と2塁の間のゴロなどを誰が取るのか?ということだ。
管理職層と一般ワーカー様へ30数項目の質問をする。
回答はもちろん無記名形式である。
・会社の方針の浸透程度
・上司・部下とのコミュニケーション
・部門間を越えたコミュニケーション
・リーダーシップ
・指示・命令の出し方 その他
これら課題の現時点での有効生あるいは実効性が数字で表現される。
いままで何となくおかしいと感じていたことや日本人管理者が良しと思っていたことが実はとんでもないことであったことなどを把握することができる。
この結果を受け、どのような課題を優先的に解決してゆくか?を決定する診断である。
当然、重要度と緊急度の分析を行う。
社内でなかなか見えないことが、この診断では数字で以ってビジュアルに判断できるのである。
日本人管理者の方にとっては、この診断結果を見て「決してそうではない」と思いたい場面が多い。
このことは心情的には十分理解できる。
しかし、まずは現状での組織の実力を把握しなくてはいけない。