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QMSの規格には第5章として経営者の責任として下記の6条項がある。
5.1:経営者のコミットメント
5.2:顧客重視
5.3:品質方針
5.4:計画
5.5:責任、権限及びコミュニケーション
5.6:マネジメント・レビュー
この6項目である。
5.1の経営者のコミットメントに関しては、過日の投稿記事にも書いたとおり(A)から(E)までの5ヶしかない。
5.5:責任、権限及びコミュニケーションに関して考えて見たい。
この条項はさらに3ヶの詳細が規定されている。
5.5.1の責任及び権限
5.5.2の管理責任者
5.5.3の内部コミュニケーション
である。
5.5.3の規格の文書は何とも味気ない一文である。
引用すると、
5.5.3 内部コミュニケーション
トップマネジメントは、組織内にコミュニケーションのための適切なプロセスが確立されることを確実にすること。また、品質マネジメントシステムの有効性に関しての情報交換が行われることを確実にすること。
たったこれだけである。
では、実際にどうするのか?
どうすれば、内部コミュニケーションが達成されるのか?
規格は何も具体的には語ってはくれてはいない。
5.1の経営者のコミットメントの(A)と同様、組織内に周知徹底することに尽きるであろう。
会議が特に重要であることは過日も書いた。
開催する会議そのものより、その議事録の管理、誰が出席するのか等がより重要であろう。
特に議事録に関しては中国語が主で日本語は従の原則が必要だと思う。