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ある日系企業様での中国人副総経理の不正が発覚した。
被害金額はかなりの巨額な金額になる模様だ。
中小企業であるなら、一発で倒産に追い込まれるほどの金額である。
かなり計画的、かつ長期に犯行を行っていたとのことである。
日本語も堪能で、優秀な方であったが、ここ数年ご自身のご一族を入社させるなど、アレ?と思われることがあった。
日本の董事長は月間に2回程度、現地に入っておられた。
今回の事件の遠因は購買管理にあった。
①発注業務・②受入業務・③検収業務・③棚卸業務・④支払業務
この4業務が相互確認不全症候に陥っていたようだ。
現地法人では、管理部門の人員削減の名の下、相互チェック機能を果たせていないことが多い。
このような場合には、早急に改善を要するであろう。
一旦事故が発生したあとでは、遅い場合が多い。