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不用品の廃棄ほど、振返って考えますと勇気が要り、その判断に苦慮するものはありません。
5S活動の第一ステップの整理では、皆様ご存知の通り必要なものと不必要なものの判断をしなくてはなりません。
もちろん企業経営ですから、目に見える原材料とか固定資産以外のすべての経営資源に対して(例えばブランド・技術から始り人材に至るまで)その判断が必要になります。
この最初のステップで躓いてしまいますと、もちろんそのあとのステップ、(つまりは経営そのものになりますが)はうまくゆきません。
では、その判断はどうするか?という問題になります。
私は究極的にはその判断の是非・的確性・先見性は別としても、リーダーシップに尽きると思うのです。
特に日本で調整役的な役割を果たしてこられた現地法人の責任者の方ほど(大多数の現地法人の経営責任者の方がそうだと思います。)リーダーシップが必要と思うのです。
当然、良き結果を将来もたらすように今この瞬間で判断をするのですが、その断を下す瞬間ではどのような結果になるか誰も分からないことです。だからこそ、経営責任者が会社には必要なのです。
極めてシンプルだと思うのですが、皆様の会社では如何でしょうか?
一定の時間が経過し、やはり云々であったと言うのでは,中国人スタッフの方はついては来ない、いや驚かれるのが正直なところではないでしょうか?