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先日大連に出張した時のことです。
上海浦東空港を21時40分出発の東方航空で大連に行ったのですが、大連空港到着がほぼ定刻の11時10分でした。
いつもの通り国内線の荷物受取のターン・テーブルで自分の荷物が出てくるのを待っていたのですが、同じ便に一緒に乗り合わせていた乗客の方はそれぞれご自分の荷物を受け取り、残ったのは私一人でした。深夜でもあり何とも寂しいものでした。
荷物担当の方がトランシーバーで何やら大連の方言で会話を終えたあと、私に一緒に来て下さいとのことで、大連空港の国内線到着ロビーを出て、隣の国際線の到着ロビーまで一緒に行きました。
何と!そこに私の荷物があったのです。
恐らく何らかのミスで私の荷物が国際線のターン・テーブルに流されていたようです。
その時、国際線の到着ロビーまで案内していただきました女性は、開口一番に「申し訳ありませんでした。」との発言。
思えば18年前、はじめて中国(広州)に入った時に、中国ビジネスの先輩からは、中国人の方は絶対に「すみません」とは言いませんと私に言われたものですが、それから時間が経過し、経済環境も大きく変わり、中国人の方の考え方も大きく変わったな~と実感できる小さな出来事でした。