国境線の日常感覚
過去の記事
少々時間は経過してしまった記事であるが、8月下旬に国境の街である丹東に行く機会があった。
その国境とは中国と北朝鮮との国境である。
我々日本人には国境という現実的概念が極めて乏しいように感じるのである。
これも当然であろう。
四方を海に囲まれた日本には陸続きで隣国との国境線なるものは、一般の日本人の日常生活感覚の中にはまずはあり得ないであろう。
このような感覚は、この国際社会の中では、珍しい方であろう。
小さな島国たる所以だ。
丹東の町に初めて行ったが、国境の街が持つ独特の緊張感を感じた次第だ。