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私にとっての大連とは?

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本日、上海から大連に移動した。

遼寧省の大連という街は好きであった。と過去形での表現になってしまうのがなんとも残念だ。

2003年に日本国内で会社を設立し、中国での最初の拠点を設けたのが大連であった。

大連市内で駐在員事務所を設立したのである。

うまくゆかなかった。

今でも憶えている。

2004年の1月か2月であったが、あまりの寒さのため手が悴んで涙が出た。

辛くて将来への希望を見失うところであった。

そしてその後は、さまざまな方の応援のお陰で上海に来たのが2004年の夏であった。

こうして考えると私にとって大連という街はいろんな意味合いを持っている。

 

@山崎豊子さんの【大地の子】にも出てくる舞台でもある。

@日系企業の進出が多い地区であった。

@歴史的に日本との縁のある街である。

@対日感情の良いエリアでもある。

@日本人が好きな海鮮系の食材が豊富。

@上海とは違い坂道があり、街並みにも親近感を覚える。

 

このように考えてゆくと決してマイナスイメージは大連にはないのである。

また現在大連にご縁があり駐在されている方、あるいは生活されている方は、総じて大連の印象は良いはずだ。

ただ、ここ5年間位の私の中国国内出張を振り返ると、圧倒的に広東省など南が多い。

私の業務上の要請からは、やはり南方が圧倒的多い。

都市の好き嫌いに関する個人的嗜好が変化したようだ。

この辺の中国の東北地区と中国南方との違いなどは、別途改めて論じたいと考えている。

明日は大連のお客様でのQC発表会である。

写真は新潟県大連経済事務所の小玉所長と私。

8月3日の記事でもアップしたが、ここ数年、私は新潟海外ビジネスコーディネータを務めている。

そのこともあり本日は事務所にお邪魔した次第だ。

 

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