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2008年への展望に関して。
2008年1月1日から労働契約法(98条の規定)と企業所得税法(60条の規定)が実施される。
本日現在どれも実施細則は公表はまだされていない。
私の記憶に残っている範囲では1997年ごろから【内国民待遇】という言葉があったように思う。
この言葉の意味することろは、外資系企業へのさまざまな優遇策を中国国内の企業と同じレベルにするということであった。
その後、WTOへの加盟などの出来事があり現在に至っている。
どうやらこの【内国民待遇】の具体的施策がこの2つの法令ではないか?と思うのである。
税務上の内資企業と外資企業との格差を少しずつ是正してゆく。
また労働契約法では、従来にないさまざまな規定が公表された。
この2つの法令の実施が内国民待遇の本質的実際であろう。
来年は大きく変わる。
経営環境が変わることになる。
企業活動の視点からこの2ヶの法令を考えると【新たなライバルの出現】ということであろう。