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5月21日は上海から広東省シンセンまでの日帰出張であった。
結構、これがキツイ。
朝一番のフライトで上海虹橋空港からシンセン空港に移動するが、このフライトは大きく遅延することは少ない。
だた日本人的感覚からは、おおざっぱなフライト時刻だが、まだ許せる。30分遅れであった。
問題はその日の夕方のシンセン発上海行きのフライトだ。今回は1時間半の遅れであった。
昨年の5月は12時間の遅れで、さすがに体力的には参った。
このような日常的にデタラメな航空インフラの中での業務遂行なので、中国国内での生産性は著しく低く、また体力の消耗も大きい。
訪問した会社様では昨年10月からTPSを導入しているとのことであったが、これもまさに、中国風。
スタート時点では台湾系教育機関に依頼して、TPSの基本骨子を学んだとのことであるが、まさに「佛をつくり魂入れず」だ。これでは時間の問題で消滅するであろう。
表面的な理解だけをし、まねる。
本質的理解は2の次、3の次だ。
誰であったか私は知るすべもないが、この台湾人講師もデタラメであれば、そのような講師からの教えを見よう見まねで実施した中国人も滑稽な程、レベルが低い。
これでは、中国政府が声を大にして発言しているイノベーションとかビジネスプラットフォームの変革等は出来ないであろう。
このようなことを感じたシンセンへの出張であった。
写真は細長く搭乗口までの徒歩は10分以上かかるシンセン空港の様子。
見た目はおしゃれだが、実際は極めて不便な空港だ。