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中国でのビジネスパターンの変化を感じる

お知らせ 

23日(火)の深夜に大連から上海に戻り(大連⇔上海間のフライトは浦東空港だけで虹橋空港の離発着便がない。)翌日の24日(水)の午前中は江蘇省太倉市でのお客様での業務で、その後24日の16時半のフライトで上海虹橋空港から武漢空港に移動した。

そして25日・26日とは武漢郊外での業務である。

この武漢のお客様は従来私がターゲットとしてきた日系企業ではなく、100%中国民営企業である。

時代の変遷を感じるのである。

私が中国での仕事が駆け出しの頃の1990年前後は、製造業の日系大手企業は人件費の安さなどに着目し、自社で資本を投下し中国で子会社を設立した。ただこの子会社の存在意義は、対親会社のひとつの下請け的工場(あるいは協力工場)であったことで、決して経営が完結するスタイルではなかった。

その後、2001年の中国のWTO加盟の時期から。少しずつではあるが環境が変化した。

大手企業様は自社で資本を投下し子会社を設立し、その後は経営上の自主経営決定権も与えず、あかたかも下請け工場のように取り扱うという経営パターンができなったのである。

つまり自社で子会社を設立するより、さまざまな経営上の力(チカラ)をつけてきた中国民営企業が造り出す部品・半製品を購買に切り替えた方が、採算にあう時代になったということであろう。

ただ、そうはいっても中国民営企業が提供する部品・半製品の品質は安定しない。

そこで私の登板ということになっているようである。

従来のビジネスパターンとはかなり異なる所が多い。

@私への発注先は大手の日系企業様である。つまり中国系企業から部品などを大量に購買している会社様である。

@支援をする現場は発注元である企業様とは一切の資本関係のない100%中国民営企業様。

@グローバルスタンダードがかなり説得力を持つ場面が多い。

写真は本日の私の様子。受講している方々は、この会社の部長クラスの方々だ。

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