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本日から数回に分けて「本当に安全な日本なのか?」と言うタイトルで記事を書きたい。
この「本当に安全な日本なのか?」と言うタイトルはいささか大袈裟かもしれないが、時代・環境・法的環境・人口動態等々が大きく変化しているのに、相変わらず約60年前と同じ社会制度・社会慣習がこの日本に存在しており、新しい時代環境に日本での日常生活の安全性が確保出来ているのか?あるいは今後も安全性を確保できるのか?等のことを取り上げたいと思っている。
昨年12月末にビジネスの拠点を、過去約30年間もの時間を過ごした中国から日本に移動させた人間の日常感覚的ストーリーでもある。
まずは最初に明確にしておきたいことは、決して政治的な視点に立っての話題ではないことだ。
あくまでも日本と日本以外(私の場合は中国であるが)、との比較の中での話題だ。
このブログの読者の皆様が、北米や欧州での生活体験がある方であれば、どのような視点があるのか、いろいろいろと教えて頂きたいとも希望している。
まずは先日発生した衝撃的な新幹線での殺傷事件に関してだ。
被害に遭われた方には何と言えば良いのか?言葉が見つからない。
中国での新幹線(高鉄)では、航空機と同様に手荷物と身体のⅹ線検査がある。
上海では地下鉄でも同じ検査がある。まさに問答無用での安全検査体制である。
新聞記事によると日本では新幹線利教客は約4億人で、1日平均45万人が利用し、1日平均で368本の列車が運用しているとのこと。
まさに高速&効率的交通手段で、航空機のような検査は現実的でないとの議論があることは知っている。
以前、焼身自殺事件が発生したことも記憶に新しい。
ただいつも問題が発生した後での、言葉だけでの対策案のような印象である。
私はやはり手荷物検査を、どのような不便が発生したとしても実施すべきだと考えている。
先日も私は名古屋での業務で新幹線を利用し、米原から名古屋まで乗車した。このわずかな時間であるが密室的空間にいる乗客が持っている荷物が無検査であると思うと、ゆっくりとは眠れなった。