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CJ現場レポート06年7月
社員教育の原則(その1)とは?
中国での製造業の会社様であれ、サービス業の会社様であれ中国人スタッフの方への教育をどのように実施すれば良いか?で頭を悩ませている会社様も多いことと思います。
こちら中国では日系企業といっても日本人自らできることにはおのずと限界があるものです。
どうしても中国人スタッフの協力が必要不可欠です。
ところがなかなか中国人スタッフにすれば一生懸命かつ必死でやっているが、日本人管理者から見ると何をやっているのか?といういわばミス・マッチが頻繁に発生します。
そこで、この両者間に存在している「見えざる距離感」を埋める作業が社内教育と言うことになります。
そこで今月は中国人スタッフの方への教育の原則について考えてみました。
原則1:雰囲気作りの原則
本人の不安感を取り除き、気軽な気持ちにする。
原則2:動機付けの原則
ご本人の興味を引くものであって、その必要性を感じさせる。
原則3:成功感(達成感)の原則
目的を明示し知っていることから知らないことへと順番にステップ アップする。
原則4:実習の原則
体験を中心にすえる事。
原則5:反復の原則
繰り返し繰り返し実施する。
このような基本原則があるように思います。
こちら中国では特に原則2の動機付けが重要です。教育の結果、得られる利益の明示とも言え、ご本人にとっての利益と会社としての必要性のリンク付けがポイントとなります。