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昨日に続き本質的問題の【その2】です。
昨日の①~③までの制度が仮に有効に機能している会社があったとしよう。それでも生産現場での問題が解決できないというケースもありえるであろう。
打つ手はまだあると考えている。
昨日の①である効率の良い組織の編成との大きく関係するが、各製造ラインでの重点管理ポイントを徹底的に押さえることである。
押さえ方とすれば、必ず数字で把握することが大切だ。
しかも分かりやすい数字(=つまり、作業者にとって日常感覚的に実感できる管理項目)が望ましい。
その上で、小さな変化を決して見逃さない管理者の注意深さが必要だ。
良い変化があった場合には、褒める、ないし一緒に喜ぶという作業も大切なことだ。
たとえ言葉が通じなくてもだ。
これは日本人管理者にとって辛いことだ。
ただ、その瞬間こそが【大きな飛躍】への【小さなステップ】であることを認識できるかどうかである。