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北京と上海と大連と蘇州等
毎月上記都市には出張する。
上海があくまでも活動のベースであるが、上海や北京など私が日常的に訪問する都市だけを見ていては本当の中国というのは見えてこないように感じます。
特に上海などで1週間も連続していると、ここが中国なのだとつい思ってしまう。
これも仕方のないことで、私を含めて人間は外部環境の影響をモロに受けるものであろう。
先日も上海と南京の間にある小さな街に出かけた。
立派な建物に幅の広い幹線道路。
現代中国社会ではどこにでも見られる光景である。
ところがホテルにチェック・インしたあとの状況がまさに今の中国を象徴的にすべて表現しているように感じるのである。
4つ星ホテルである。
それはマナーの悪さである。
エレベーターの中での喫煙。
我さきにという行動様式
その【固定資産の巨額さ】と【マナーのレベルの低さ】の際立った【対称性】である。
到底、北京オリンピックまでにはそのマナーは完璧には改善されないであろう。
一体いつになればこの両者はバランスするのであろうか?
世界中が注目するであろう。