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お知らせ
1月1日の地震から、早いもので7ケ月の時間が経過した
まだまだ奥能登地区の現場は、1月1日の発災の瞬間のまま止まったままの日常風景なのです。
このように半年もの時間が経過しても、遅々として復旧等のが進展しないのには、いろいろと理由・原因があるでしょう。それは挙げればきりがない。
人口減少/道路などの社会インフラの整備の難しさ:予算・交通網/地元の伝統の伝承方式と今日的社会要請との矛盾
私は現状の行政サイド(県や国)の対応がまずいと言っているのではないが、現在石川県の能登地区が直面しているさまざまな問題・課題は、単に奥能登地区の問題であると限定的には言えない課題であると思う。
日本が高度成長をしていた昭和の時代とは、すべてが変わったのである。
地球規模での自然環境ですら大きく変化したのは、過日のこのブログでもアップした。
ましてや法令も国際外交関係も人口動態も、そして稼ぐ産業もすべてが変わった。
ただ唯一変化していないのは、このような災害時の対応策を決定する意思決定プロセスであろう。
なかなか難しい課題であろうとは思う。
復興に向けて想い描くビジョンはもちろん重要だが、10年度いや30年後はどのような社会にしてゆくのか?というまずは数字で説明できる地域計画が必要であろうと思うのである。
本日の写真は震災から半年経過した7月1日付けの地元の新聞記事