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お知らせ
石破さんとトランプ大統領との初めての面談が終了したと聞いた
いろいろな政治的トピックがあったにしろ石破さんの政策面でのキーワードは安全保障。
そうだとすれば軍事的安全保障や経済的安全保障という括りで考えることができるであろう。
足元を振り返ってみると技術、つまり理系人材は高校卒業後大学に入学する時に工学部や理学部、農学部そして一番偏差値の高い医学部である。
この医学部が一番偏差値が高いという事実はいつ頃から始まったのかわからないが、日本国内での人口動態が拡大して行く環境下では、人材優秀な人材を広めるために、あるいは健康な人口を増やすために医者という職業が時代的かつ歴史的要請を受け必要であったであろうと思うわけである。
ところがこれからの時代は、日本では人口が減少してゆく時代になり優秀な理系人材が医学部を志向しドクターになってもその対象となるであろうと思われる顧客、つまり患者は高齢者が大多数であるということになる。
それでは国家の経済的付加価値や、国力を高めるためにあるべき姿であろうか?と思うのである。
私は工学部を初めてとしたエンジニア、技術者への道を強く勧めたいと思っている。
ただどういったわけか優秀な理系人材、つまり偏差値の高い人材はすべてとは言わないにしても医学部を目指す。これはどうしてなのだろうか?
ドクターの方が社会的地位や年収が高いからだろうか?
エンジニアや技術者の方が社会的にも収入も低いからであろうか?
ただこれからの日本の国家としての力量(国力)を考えた場合に技術、例えば宇宙開発あるいは軍事あるいは最先端技術では理系人材の活躍する場が非常に多いように思うのである。
この活躍する場の大きさ、社会的意義は現在の医者以上のものになると思うのである。
もちろん医者が必要ないなどと主張しているのではない。
あまりに優秀な理系人材の未来への志向が医学部に偏り過ぎではないか?とのことに一抹の日本の国家としての将来の力量に不安を感じるのである。
皆さんはいかがお考えでしょうか?
Yasuda Auditorium Tokyo