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報告が若干バックするが、8月31日(先週の水曜日)は上海郊外にある日系企業様であった。
表題の通り、この会社様では5S活動を展開してきた。
5Sとは何か?と説明すると、ものの5分程度で終了するほど、説明と理解にはそんなに時間はかからない。
ただし、難しいところは、実践力だ。
それも個人レベルの実践力ではなく、部門のそして全社としての実践力が問われるところだ。
日系企業では多くの場合、5S活動と報・連・相とはよく言われる管理手法だ。
この2ケの管理手法は、不思議と共通しているところが多い。
@口頭での説明にはそんなに時間がかからない。
@有効にかつ効率良く実践・実行するには、かなり難度が高い。
@2ケとも、どのようにするか?という手段系の理解より、なぜするか?という目的系の理解を強化した方が実践はしやすい。
このような共通点があるように思う。
私はこちら中国にある企業様でのリーダーたち(部門責任者)には、なぜ5Sを実施するのか?という目的を部下の方をはじめ関係者に説明する必要性があると説明している。
このようなことは日本社会では、あまり強調されることはない。
5Sの実施目的の納得である。理解ではなく、納得が大切。
このような社内での見えざるインフラ整備こそが、中国では5Sの成功要因である場合が多い。
決して5Sの頭での理解だけではないのである。
写真は活動メンバーの様子。(プロジェクターを使用し直近の1ケ月の報告をしているため、少し暗くて見にくいとは思いますが・・・・。)