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この記事を読んで頂いている大部分の方はビジネス・パーソンであると思われる。
ビジネス・パーソンは毎日、朝には車ないし電車で会社まで出勤することになる。
こちら上海では地下鉄2号線(上海での東西線とも言える路線で浦東空港と虹橋空港を結ぶビジネス路線)の朝の混雑状況はすさまじい。特に出勤ラッシュアワー時間である8時台の中山公園駅から陆家嘴駅までの混み具合は凄まじいものがある。ただよくよく観察するとこのラッシュアワー時に乗っているビジネスパーソンのほとんどは20代後半から40代後半の方が圧倒的で、50代後半の方は非常に少ないように感じる。
一方、写真は本日の朝の公園の様子だ。この公園では、ほとんどが退職された方、ないし小さな赤ちゃんを連れた方が多い。地下鉄に乗っているビジネスパーソンの世代の方はほとんどいない。
私はこのような日常生活の光景・風景を見て思うことは、中国人の生活空間はその世代によってかなり異なっているのでは?と思うのである。すべての世代がお互いに尊重しつつ共存している社会ではなく、明確に世代ごとの生活空間が異なっている社会では?と感じるのである。確かに効率は良いように感じるが、果たしてこれから高齢化社会を迎える中国はこれで良いのだろか?と感じる
日本の地下鉄では、もちろんラッシュアワー時の主役は上海と同じ20代後半から40代の方が多いが、もう少し世代の幅が大きいように感じる。
皆様は、どのように感じられるだろうか?