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ISO9001(QMS)の審査でした。
先週お世話になっておりますお客様でISO9001(品質マネジメント・システム)QMSの本審査がありました。
審査員の方は、中国人の方で女性の方であった。
最初はいつもの通り女性の審査員であるので、重箱の隅をつつくような:つまり本質的問題んは触れず、表面的な指摘に終始する、いつものパターンに陥るのではと内心心配をしていました。
ところが実際には、そのようなことがなく終了しました。
会社様の組織ごとにISO9001の規格の要求事項に照らし合わせて検証および審査を実施するという極めてクラシカルかつオーソドックスな審査手法ではありましたが、私自身不思議を新鮮さを感じた次第です。
何故か?
第1には、この会社様の管理者代表の方のQMSに対する認識が一変したことが大きいのです。
第2には、まさか自部門でこのようなこと(規格の要求事項で)が指摘されるとは思っていなかったという部門責任者の方に強烈なパンチがあったこと。
このような理由が大きいと思います。
こちら中国の日系企業様ではこのQMSの「ありさま」は2極化しているのが実際状況です。
一つは認証取得だけを目的としてそのタイトルを取得した会社様。
もう一つは、本来のこのQMSの持つ良さを経営に生かして行きたいと考え取得された会社様。
どちらが良い悪いの価値判断は別としても、このQMSは中国人の方の方が、我々日本人より感覚的フィットしているのはどうやら事実のようだ。
もちろん私自身はQMSがすべてだとは思っていませんが、学ぶべきところないし吸収すべきところは多いシステムだと考えている。