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日本語での損益計算書と中国語での利潤表とがうまく日常の経営感覚レベルでリンクできないというお話をお聞きする。
売上は最大に経費は最小にとは、尊敬する京セラの稲盛さんが言っている通りであろう。
けっして複雑にとらえる必要なない。むしろ単純に物事を把握することの方がより難度が高いのかもしれない。
同じことがコンサルの業界でもあり、理解の難度の高いことを、学術論文と同じ論調で語ることは比較的簡単だ。
しかし、どの方がお聞きになっても説得力も以って訴えるスキルは別であろうと思う。
比較的単純化すれば、過年度の経営上の経費トップ10を正確に把握する。
もちろん中国語でだ。(この10ヶ程度の勘定科目は口頭で正しく発音できる程度まで)
そしてこの10項目の経費を徹底的に追求してゆく。
徹底的に追求とは、中国人スタッフの方で管理職の方をも巻き込むことがポイントとなる。
このような地味な活動を社内で展開することによって、かなりコストはコントロールすることができるはずだ。
日本人管理者の心にある考えを一緒に働いている中国人スタッフと共有するといえば、簡単だが・・・・。
そこには若干の勇気と大いなる継続力の決意が必要だ。