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その企業様は中国国内企業と台湾系企業とで設立された企業様で、主要な顧客は日本の会社様である。
今回はこの日本の会社様の依頼を受け、この中国企業の現場改善を行うことになった。
現地の中国人経営者の方は40歳前の若手の方である。
日本風にはインテリの方である。
また総従業員数は350名程度と規模は中堅クラスでもある。
先日は過日の第1回目のヒアリングを終え、実質的に第1回目の支援業務に入った。
日系企業との最大違いは何と言ってもこの総経理が一切の決定権を掌握している点にある。
もちろん中国系企業であっても上場クラスの大手企業様は状況は違うものと思われるが、本源的には同じであろうと推測できる。
意思決定が素早い面は確かにあるが、あくまでも一人であるので、新たな事に取り組む際に断を下すには時間がかかるようだ。
規模の経済・経営を追求する志向と、顧客満足等の企業存続を志向する現場での軋轢がある。
現場での改善は両者にとってメリットをもたらすことになるが、さてその実行度は如何か?
これからの進展状況が楽しみである。