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日本では管理職に求めら役割としては、ご存知の通り下記の2能力だとされている。
①業績向上のための遂行能力
②部下の方への人材育成能力
この2能力をベースとして管理職の役割等が論じられる場合が多い。
では、こちら中国における日系企業ではどうであろうか?
①の業績向上というのは実に分かりやすい・定量化しやすい指標を適応することができる。
最大で永遠の問題は②の人材育成であろう。
中国人スタッフの間では【私が持っているノウハウ(とは言え、実はノウハウである場合は少ないのが実際の状況だ。)を他人に教えると私の存在意義は一体どうなるのか?】といった潜在意識レベルでの自己防衛本能が働く場合が実に多い。
また、メンツやプライドなどの心理作用がマイナスに作用している場合も多い。
ところがより本質的な課題としては、人材育成をする必要性を理解して頂く必要があるよう考えている。
企業はゴーイング・コンサーンとして永続する、しなくてはいけないという価値観が果たして共有化されているのか?である。
このあたりの考え方をジックリと深める必要がある。
その上でスキル的な、技能的なトレーニングが始まるのである。