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【CJ現場リポート 2005年3月】御社にはどのような会議がありますか?

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会議には大筋下記の数種類の会議(機能別分類ベース)があるとされています。

  1. 情報伝達型会議
  2. 問題解決型会議
  3. 部門調整型会議
  4. 決定型会議

皆様の会社ではどのような分類になっていますか?

こちら中国では、この会議の分類+現地ローカルスタッフへの教育の場としての意味合いが多分に多い思います。日本本社での意向を受け、こちら中国の会社でどう判断し、行動してゆくか?などです。

日本国内ではほぼ同じ環境で、しかもほぼ同じ教育を受けた社員の方が会議に参加する場合が多いわけですが、こちら中国ではまったく日本国内とは状況が異なっています。

それに輪をかけるように言葉の問題(相互コミュニケーションの問題)が大きく前面に出るわけです。

先日読みました本(キャノン流現場主義:御手洗富士夫(東洋経済新報社)の中で、御手洗社長はキャノン様の社内会議では参加する前に参加者が結論を持ってきて会議の席上では、結論を出す場であって結論を考える場ではないとの一説がありました(同書:P.98~P99)

現在のキャノン様の好調さを象徴するような内容ですが、社内での効率的な意思決定と有効な方向性の決定にはこのような考え方も必要であると感じます。

 

こちら中国に進出された企業様内部の会議の種類は、実にさまざまです。経営会議、品質会議、幹部会、課長会、各部門会議(製造部・販売部・管理部など)など等です。またそれぞれの会社様で会議が有効に機能するためには事前の資料準備・参加メンバーの決定・議事録の作成などが必要となります。

一般的に社内会議の効率化のためには、

  1. 会議そのものをなくすことはできないか?あるいは他の会議を一緒にできないか?
  2. 会議の回数を減らすことはできないか?
  3. 会議時間を短縮できないか?
  4. 参加者を減らすことができないか?

などが一般的な会議効率化のための手法ですが、私はこちら中国では中国ローカルスタッフの社員教育の意味合いなどもあり、その会議での議題の絞込みが一番有効な効率化の手段と思います。

御社ではどのような会議があり、その効率化のためにどのような具体的方法を取られていますか?

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