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2008年は新たなライバルの登場の年になるであろう。
過日の記事でも投稿したが労働契約法と新企業所得税法が来年(2008年)1月1日から実施されることはご存知の通りである。
内国民待遇が実施されることになる。
この意味は中国に既に進出されている企業様には新たなライバルの出現ということであろう。
私は3方面からのライバルの出現が考えられると思っている。
第1には実力をつけて来た中国の民営企業である。ハイアールに代表される企業群とでも言えようか?
日系企業にとっては強烈なライバルになるであろう。
第2には日本で2~3年まえからいわれているチャナイ・プラス・ワンの動向であろう。
従来中中国に進出された企業様(特に製造業様を中心に)コスト比較の対象は日本国内で製造する場合との比較が多かったが、今やその比
較検討対象は日本国内でのコスト比較ではなく、BRICsに進出されている企業様とのコスト比較になることであろう。
第3には社会制度要請によるライバルである。
関税率などの各種税目の税率比較である。
このように考えてゆくと、3方面からのライバルの出現;つまりまさに先進国に入ったような感じさえ受けるのである。
日系企業の対中国戦略が大きく問われる一年になるであろう