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総経理様にとり示唆に富んだQMS条項

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ISO9001では5.1という規格条項に【経営者のコミットメント】という要求がある。

規格の内容を示すと下記の通りです。

この規格の文書は過去何度も読みましたという方、少々お付き合いくださいね。

5.1経営者のコミットメント

  トップマネジメントは、品質マネジメントシステムの構築及び実施、並びにその有効性を継続的に改善することに対するコミットメントの証拠を次の事項によって示すこと。

 

A) 法令・規制要求事項を満たすことは当然のこととして、顧客要求事項を満たすことの重要性を組織内に周知する。

B) 品質方針を設定する。

C) 品質目標が設定されることを確実にする。

D) マネジメントレビューを実施する

E) 資源が使用できることを確実にする。

全部でA)~E)までの5要求である。

中国における総経理様にとっても大変示唆に富む内容であろうと思われる。

わずか5ヶの要求事項しかないと言うべきであろう。それは10ヶも20ヶもない。

認証をお持ちの会社では恐らくB)とC)は設定されていることと思う。

さもないと認証そのものが取得できない。

これらはいずれも如何に社内にて運用を確実に実施してゆくか?である。

実際の経営の現場ではA)、D)そしてE)(特に人材育成面での6.2.2.が重要)であろうと思われる。

A)の周知徹底とはどうするのか?

コミュニケーションが重要であるが、外国語である中国語である。

社内での全体会議・朝礼・各種会議・スローガンなどの機会を利用することになる。

社内ではいったいどれ位の会議があるのか?キッチリと整理する必要がある。

会議名は?必要とされる会議参加者は?議事録の管理は?等などを明確に決定することからスタートである。

さらに明確に決定したからには、実施する。

 

 

 

 

 

 

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