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【英語をしゃべる中国人】と【日本語をしゃべる中国人】と【中国語をしゃべる日本人】との比較です。
毎月定期的に訪問している浙江省寧波のお客様がある。
いつも虹橋空港から朝一番の飛行機で寧波まで行き、寧波発の最終便にて上海に戻る日帰りだ。
この航空路線の使用機種はエアーバスの120名程度搭乗できる小型機であるが、欧米人の乗客の比率が非常に高い。
恐らくその率だけの換算で考えると、北京⇔上海の路線以上ではないか?と思う。
この路線に乗るのが楽しみである。
通訳の中国人の方がアテンドしている場合が多い。
【その通訳の方を観察する楽しみ】だ。
驚くべき事実は、その中国人通訳の方の表情が日常的に接する中国人の方の表情でない場合が多い。
私は英語に関しては、20数年前までは日常的に使っていたことあり、通訳の方のレベルの高い低いは自分で判定できるが、ドイツ語やイタリア語そしてスペイン語などとなると全く意味が分からないが、不思議とどこの言葉かは分かる。
(当たり前のことですが・・・・。)
通訳の方(もちろん中国人の方である。)の表情が、中国人ではない場合が実に多い。
まず笑顔が多い。そして明るい。また気の利いたジョークなども実にうまい。
外国語はツールとしての外国語ではなく、その国の文化・歴史の理解の一環としてのものという主張がある。
このように考えてゆくと、自分自身の自覚症状もあるが、中国語をしゃべる日本人である私はいったいどうなっているのか?。
日本人としての日常感覚が最近少なくなって来たな~と感じる場面が多くなってきた。