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私自身の中国ビジネスのスタートは1988年の香港からであった。
当時は英国領の香港で、英語での香港生活はまったく不自由がなかったことを鮮明に記憶している。
その時期からちょうど今年で20年の時間が経過している。
先日もシンセンに日帰り出張であった。
シンセンの厚みのある経済発展度合いに驚いた次第だ。
もちろんこちら上海エリアも経済的には中国全国でかなり上位にランクされる都市であることは間違いない。
ただ20年前のシンセンとは異なり、社会資本の整備等が上海より一層進んでいるような感じすら受けた。
経済力に【余裕】というなかなか測定しにくい指標の存在が許されるのであれば、まさにこの【余裕】の違いを肌で感じる訳だ。
この20年の時間とはかなりインパクトのある時間である。
では、これからの20年はどうなるであろうか?
このことは誰にもわからないであろう。
一つだけ確実に言えることは、過去の20年と同じ経済成長パターンではないということであろう。
まさに今年2008年がその過去の成長パターンとは違うスタートの年のように感じるのである。
その意味ではこれからも、この中国からは目が離せないと感じている。