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昨年お世話になった会社様に久しぶりに訪問した。
今の総経理様は第2代目の方で、今年の1月から総経理をされておられる。
総経理になる前は、前任の総経理の下、副総経理としてご活躍されていた方であった。
同じ日本人として共感できるところが多い方である。
現地法人での改革を積極的に推進されておられる。その手法は極めてオーソドックスなものが多い。
・給与体系の変更
・部長職の方の人事異動
・それに伴った組織変更
などである。
このような手法そのものには、間違いななく、定石的変革手法とも言えるであろう。
しかしながら、私はこの総経理様のお話を伺いながら、若干の違和感を感じた。
ベースにある中国人スタッフに対する認識に関してである。
この会社様に勤務されている中国人スタッフの方が、この地区に数多くある日系企業様と客観的に比較して、特別に劣っているとは考えにくいのである。
過去どのようなことあったにしろ、また、現在どのような状況であるにしろ、事実としては明日必要と思われる人材を明日になって直ぐに準備することは不可能であることだ。
これはいかに人材の流動性が高い中国でも同じである。
それぞれの会社様の理念・人事方針に基づき、計画に沿った教育トレーニング計画の策定が必要であると思う。
この総経理様の今後のご活躍を心より願っている。