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先日ある会社の総経理様と意見交換する機会を得ました。
人事制度、特に人事考課制度に関してです。
その会社様は総勢で150名で、いわば中堅サイズの会社様です。
現在の総経理は現地法人の創業以来の総経理を勤めておられる方です。
⇒あなたの言っていることは大企業のことであって、私どものような中小企業では無理ですね。
⇒そうは言ってもなかなか難しく、最終的には総経理である私が評価することになりますよ。
⇒理屈ではわかっていても、実際には中国人社員の退職率は高く、コストをかけて構築してもそのコストに見合うパフォーマンスが得られない。
等などの論点でいろいろと意見交換をしました。
確かに日常業務の中で実際に会社内部では、このようなことが頻発するでしょう。
そもそもここで言っている大企業とか中小企業という考え方は、どうやら日本の親会社のことを示しているようなニュアンスなのです。
人事考課制度に関しては、企業規模に関係なく、その制度や運用には原則があります。
10名以下程度の小規模な会社の会社の場合には、お一人ですべてを運用も可能でしょう。
しかし、150名となりますとそうはいかないと思います。
是非とも理論的あるいは原則的な側面を理解して頂きたいと願っています。