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この5Sの基本概念は整理・整頓・清掃・清潔・躾とは誰でも理解している事と思います。
さて、この5S活動の究極的な効果は一体どこにあるのだろうか?
現場(工場だけではなく利益を稼ぐ職場)が綺麗になるというだけでは、いかにも説得力が弱い。
この説得力が弱いということは、重大な意味合いがあり、中国の現地法人で働くスタッフには頭では理解はできるが、納得できない(つまり行動を伴わない)状況を示すことになります。その結果、当然現場では定着しないことになる。
私は5Sの効果(期待すべくもの)は必ず共有化すべきものと断定的に考えている。
しかもその共有化の方法は、あくまでの中国人作業者にとっての当事者意識に根ざしたものでなくてはならない。
決して過日の記事にも書いた通り、暗黙知の範囲ではいけない。
必ず形式知にまで高める必要があるであろう。
これがないとただの掛け声で終わることになる。