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JRのサービスに関して

お知らせ 

例年3月になるとJRのダイヤ改正なる年間行事がある。

歴史的には新年度(4月)に向けて、列車の運行をより利用者にとって便利なようなダイヤにするための年に一度のJRの顧客満足度向上活動であったと思われる。

どうやら40年~50年前までの日本のようにJRの利用者が毎年毎年増加していく環境で、しかも移動手段はJRだけという2重のラッキー要因が同時に存在する環境では有効に機能していたのであろう。

 

ところが時代環境が大きく変わり今や日本国内では大都市間を結ぶドル箱路線や一部の新幹線以外の収益はかなり厳しいものと報道されている。

御多分にもれず私が住んでいる石川県でも同じ状況だ。

特に能登半島方面に路線が伸びているJR七尾線は、つい最近も無人駅化にするなどコスト削減活動を実施している。

 

先日16:05に駅の窓口にてJRの切符を買いに行ったが窓口サービスは16時までとのこと。

恐らく人件費削減のための16時までの窓口業務にしているのであろう。

JRも企業である。

経営が厳しいため、①コストを削減する→②顧客満足も下がる。→③ますます顧客離れが加速し、④その結果として致命的事態を招くという負のサイクルが薄っすらと見えてくる。

JRだけでなく日本の相当数の企業が同じ状況なのかもしれない。

まずは国内でも大手企業としてのJRのこの先の動向を注視してゆきたいと思っている。

宇野気駅

 

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