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日本と中国での鉄道の乗り換え方法の違い

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5日の浙江省平湖市での業務を終え、安徽省馬鞍山市へ移動した。移動時間は概ね3時間弱だ。

移動する交通手段は中国版新幹線である「高鉄」。

経路とすれば平湖の近くにある嘉善南站(写真左)で高鉄に乗り、上海虹橋駅を経由して南京南站で下車し、別の高鉄に乗り換えで马鞍山东站に行くというルートだ。

南京南駅での乗り換え時間は30分であった。

ちょっと気になったのが、南京南駅での乗り換え方法だ。

日本風に言うとJRで金沢駅から九州の福岡(博多駅)に行く際に、新大阪駅で北陸線から新幹線に乗り換えることになるが、この新大阪駅に当たる乗り換え場所が5日は南京南駅であったわけだ。

日本の場合では、新大阪駅を出ることはなく、単にプラットフォームの乗り換えで終わるが、南京南駅では、いったん到着すれば改札口を通り駅を出なくてはいけない。駅の構造上、到着エリアは1階にある。そして空港と同じように高鉄の出発エリアは2階にあるため、改めて安全検査とチケットの確認をしなくてはいけないことになる。

写真(右)は駅の安全チェックの様子。

日本のJRの乗り換えに慣れている私には、南京南駅での乗り換えは新鮮な印象であった。

乗り換えのたびに改札口をいったん出て、駅の2階へ再入場しなくてはいけない手間は少々面倒だ。

ただメリットとすれば鉄道でのテロ行為(関連記事もどうぞご覧ください)などを未然に防止するには、有効な乗り換え方法ではと感じだ次第だ。

駅の構造から乗り換え方法に至るまで、いろいろと考えさせられた高鉄での移動であった。

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