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別件のアンバランスさの発見です。

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8月22日の記事の続きになるが別件のアンバランスを昨日発見した。

写真は昨日の蘇州駅から上海駅に戻る高鉄の出入り口の写真だ。

蘇州駅での乗客の乗り降りの様子の写真だ。

日本ではもちろん車両から降りる方が降り終って、乗車する方が車両に乗るというマナー・礼儀・社会通念が存在している。

このような無形のルールが存在するという前提で、高鉄:日本では新幹線のドアーの大きさが設計されていると思われる。

ところがこちら中国では地下鉄・高鉄など日常的に降りる方が先で、乗る方が後でというルールが確立されていない。皆様も日常的に体感されることだと思う。

その結果、中国の高鉄は予定された時刻より必ず遅れることになる。

当然のことだ。

一定の乗客の乗り降りが、完了するまで、日本とまったく同じサイズのドアーでは時間がかかる。

このような高速運転をする高鉄の小さいドアーでは、上記のルールが遵守されるという前提で設計されているはずだ。このような前提が存在しないとなると、あまりに小さい車両への出入り口に、一気に車両から降りる乗客と車両に乗る乗客とが同時にぶつかり、思った以上に時間が掛かる。

中国の高鉄では始発駅は時刻通り出発しても、1ケの駅で2~3分遅れると5ケ目の駅では10分~15分遅れることになり、その遅れを取り戻すために、高鉄の運転手は規定以上の速度を出し結果、重大な事故になりかねない。

つまり良い悪いの価値判断ではなく、自分たちの習慣に合致した物事の設計が必要だということだ。

中国人の方の一般的な市民レベルでの習慣を一切考慮ぜず、いきなり他国の先進的な技術を導入しても、その効果は少ないということだ。

逆に危険で、時間に正確になくなるということになる。

私は高鉄の日本と同じ大きさのドアーにアンバランスさを感じてしまうのである。

写真は、少々見にくいですが・・・・。

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