新着情報
お知らせ
昨年(2021年)4月のNHKラジオビジネス英語(講師は柴田真一さん)の週末(木・金曜日)のプログラムにロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授がゲストとしてリモートで参加されていた。
人生100年時代をどう生きるか?というテーマでのディスカッションであった。
非常に興味深く聞いた。この時には私はリンダ・グラットン教授の影響力ということを知らなかった。
その後、Forbes Japan(2021年6月号)に新しい働き方・組織論と言う特集が組まれていた。
そして昨年(2021年)の年末からリンダ・グラットン教授の2冊の著書を読んだ。写真の通り。
現在、世界的な著名人で人類の人口動態の変化が経済・産業・政治・国際関係等にどのような影響を与えるかとの視点での論客は比較的多い。
ただリンダ・グラットン教授のように人口動態の変化が、これから生きるそれぞれの個人にどのような影響を与え、過去とどのように異なり、どのような変化が起こるかという視点での内容は少ないように思う。
決して経済だけに偏ったり、もちろん人生論や宗教だけにも偏らない。非常にバランスの取れた説得力のある内容だ。
これからの人間の人生の生き方を、分かり易く描いている名著だ。
すべての人が100歳まで生きるとは思わないが、統計的には人間の平均的な寿命は年々長くなっていく。
今のこの年齢でこの本に出合えたことは、私にとりタイミングが良かったと思う。
もしよろしければ皆さんもご一読下さい。