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タイ洞窟遭難事故で少年12人とコーチの合計13人が10日ぶりに救出されたとのニュースにホッとされた方も多いと思う。
この救出作戦を指揮した司令官の適切な判断とその救出作戦を実行したタイ海軍特殊部隊の皆さんの素晴らしい勇気に敬意を表したいと思う。
今回救出された13人の少年たちは11歳から17歳の少年だという。
そして25歳のコーチがいた。
私はこのコーチに注目したい。
ご存じの方も多いことと思うが、このコーチは仏僧として10年以上の修行をした経験のある青年とのこと。洞窟の中では13人の子供たちに瞑想を教えていたという。
ネットでの情報では10歳の時に病気で家族全員を失い、その後は仏教の僧院で10年暮らし今でも時々僧院に戻り僧侶と共に瞑想しているとのこと。
洞窟という極限の環境の中で10日も、生き抜くことは大変なことだと思う。
不安や絶望などが当然あったことだろう。このような中で瞑想を教えていた。
いったいどのような瞑想であったのでろうか?
救出作戦を指揮した司令官や特殊部隊の兵士は、日常の厳しい訓練を通してその技能や技術を高める努力をしていることと思う。
この仏僧経験のあるコーチはあのような極限状況で、どのような瞑想を子供たちに教えていたのか?に大きな関心がある。
今回の洞窟事故での最大でもっとも目立たない貢献者はこの25歳の若きコーチではないか?と思うのである。