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投資を決定する要因とは何か?

お知らせ 

中国が今日のような経済発展した成長モデルは鄧小平氏による開放改革路線であった。

外資からの投資を受け、中国は労働力と土地等を提供するという古典的経済発展モデルであった。

そして40年近い時間が流れた。

当時は安く豊富な労働力&土地があり、外資はこぞって中国に投資をした。

結果として開放改革政策は成功を収めたわけであるが、今後の中国の経済発展モデルはどのようなものであろう?

投資環境とすれば、中国は既にその魅力は著しく落ちていると言わざるを得ない。

さまざまな法的環境・労働環境などは既に先進諸国とは大きな差はない。先進諸国との大きな差があるのは、昨日から論じている自然環境の劣悪さだ。

いくら中国国内に大きな需要・魅力があっても、人間が生活してゆく上での大前提となる自然環境が整備されていない地区に誰が投資するであろう?

水・空気・土壌の安全が保障されていないエリアだ。

 

私は中国のすべての社会コントルール・モデルが危機に瀕するパターンが、従来から想定されていた要因で危機に瀕するのでは、全く異なる要因:つまり想定外の要因で危機に瀕すような予感がする。

外資の投資額が減少する要因には、自然環境の劣悪化による影響もあることは、解放改革路線を実施した時には想定されていなかった要因ではないであろうか?

 

本日のPM2.5の汚染濃度は午前9時の段階で上海が9μ/㎥で、日本は4μ/㎥であった。その差は約2倍であるが、上海にすれば素晴らしい低濃度、つまりは安全な大気であった。

写真は昨日撮影した場所と同一場所の写真。

まだジョグングができないのが、残念だ。

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