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上海の異常な暑さについて思うこと。

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上海では連日、日本語的表現では猛暑が続いている。

私はここ4、5年くらいの上海の夏場(特に7月下旬から8月下旬まで)での最高気温が大変気になっている。

 

CCTVの天気予報では決して40度を超える最高気温になるという報道は今までに聞いたことがない。

仮に天気予報の報道通り最高気温が39℃であっても、実際の体感温度は、路上では45℃から50℃だ。高齢者の方には、危険な気温だ。

 

まさに、選択不可能な天然低温サウナの状況だ。誰しもが希望しても、しなくても低温サウナに入ることになるという事実だ。

 

このような気候変動を招いた根本原因については、冬場のPM2.5問題で代表される大気汚染問題もその原因は、本質的には同一であると思われる。

 

結果論的な表現になるが、何事もバランス(経済成長と環境への負荷とのバランス)が重要だとこの暑い夏にしみじみ感じる。

 

中国政府がこのバランス問題には気がついているとは想定されるが、約14億弱の民が現実の日常生活の中で、何をどのように変えてゆくのか?という問題になると、恐らくこの国では統一的見解には達しないであろうと思われる。

 

当面はこの夏場の40℃を超える気温が続きそうだ。

 

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