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よくマネジメントの領域では、ライバル分析と称して、さまざまな分析手法がある。
比較をベースにしたものや同じ業界あるは近い業界での競合分析等は、代表的な分析手法なのであろう。
クリーニング業界を例にとって考えてみると、ネットで簡単な検索しただけでも
「市場規模は推計で約8200億円から約4300億円に縮小、事業者数も減っている」
「縮むクリーニング市場、ピークの6割減」などの表現が目に付く。
このクリーニング店にとっての最大の脅威ないしライバルは私は、近隣にて営業している同業他社であるとは思わない。
また同じように約30年前までは、日本のどこの街にもガソリンスタントが林立していた。今はその陰すらない。これは同じガソリン業界での競合同士での熾烈な競争の結果、今のようにガソリンスタントが少なくなったのではない。
この2事例に共通することは、競合との競争であるとか、戦略面での差ではない。
ずばり全くこの業界とはその関係性が少ないと思われていた技術が、このような業界のライバルそして脅威となっている。
クリーニング業界では新繊維素材の開発が脅威であったり、ガソリンの消費量を抑えるさままなな技術がライバルないし脅威であろう。
自社の事業にとってのライバルないし脅威を分析してみることも価値がある。
写真はコンビニ業界でのライバル。
この2社にとってのライバルは、お互いなのか?あるいはまったく異なる業種業界から来るのであろうか?目が離せない。